さて、今回は前回からの続きです。簡単に振返ってみると、特に男女関係
において有償、無償の愛し方をみていきました。
有償の愛とは、私はあなたを愛するからその代わりに私を愛してね、
という具合に愛の取引をしてしまうということでした。
無償の愛とは、見返りを求めるために愛するのではなく、ただ相手のこと
を純粋に愛するということでした。
愛を有償にしてしまうと、自分が与えたのに相手が返してくれないとき、
怒りや嫉妬、不安や心配など様々なマイナスの感情が働きがちです。
愛を無償で与えることができれば、自分が愛しているという真実だけが
存在するので、相手に振り回されることはなくなり、本当の意味で自由な
愛を表現することも可能です。
とはいっても、頂いたメッセージの多くもそうでしたが、純粋に無償の
愛を与えられるかといえば難しいと思う方も多いと思います。
しかし、なぜ無償で相手を愛することがそもそも難しいのでしょうか?
その根本原因をみることで、無償の愛を与えるためのコツが少しずつみえて
くると思うので、今回はこのあたりを深く掘り下げてみようと思います。
そもそも、人は有償の愛でも見られるように、なぜ「相手から愛されたい」
「私のことを愛してほしい」と思うのでしょうか?
その大きな原因の1つは、「自分のことを愛していないから」です。
自分のことを愛していない、愛せないから、相手への愛情を通じて、自分
への愛情を求めてしまうのです。
どういうことかというと、
「私が相手のことをこれだけ愛することができれば、相手は私のことも
きっと愛してくれるだろう。」
「そうなれば、私は人から愛される人間になり、自分を愛することが
できる・・」
このように、自分のことを愛せないので、相手への愛情を通じてでしか
自分のことを愛することができないのです。
ということは、逆に「自分のことを純粋に愛すること」ができたとき。
相手を通じて自分のことを愛する必要性がなくなります。
そうなると、見返りを求めない愛、ただ相手のことを愛するという無償
の愛を与えることも可能になってきます。
自分のことを愛していなければ、相手のことを純粋に愛することは
できないのです。
無償の愛を与えるには、「まず自分のことを心から愛してあげること」
これが大切な鍵になってくると思います。