前々回は有償と無償の愛について、前回は「無償の愛」についてみてきま
したので、今回は「有償の愛」について詳しくみていきたいと思います。
有償の愛とは、相手を愛する代わりに自分のことも愛してもらうことで、
相手を通じて自分のことを愛するということでした。
それは、自分のことを愛せないのが原因であり、他人の反応に依存して
しまうことでもあります。
そんな有償の愛し方は、始めはうまくいくこともありますが、次第に
お互いが窮屈になり失敗しがちです。
今回はその有償の愛がもたらす失敗のパターンを見ていこうと思います。
失敗その1
次第に相手を信じることができなくなるパターンです。
本当に相手は自分のことを愛しているのだろうか?と悩み始めます。
こうなると愛情を証明して!という具合に脅迫が始まります。
すると、相手はわざわざ愛情を証明しなければならず、本当の自分とは違う
ことをすることにもなり、関係を窮屈に感じる原因にもなりがちです。
失敗その2
相手から愛されているとわかっても、いつまで愛してくれるのかと不安に
なってくるパターンです。
そのため、相手に愛されようと、愛情をつなぎとめておくために本当の
自分とは違う振る舞いをしてしまいます。
そして、自分を見失ってしまいます。
こうなれば、恋愛においてワクワクすることや、喜びや満足感も減ってしまう
でしょう。
このようにお互いが相手を失望させたくないばかりに、本当の自分らしく
ない努力をし、行動をしようと演じるので、やがてそれに耐えられなく
なるのです。
そうなると次第に相手は演じることができなくなり、期待に応えられなくなる
ので、愛情を与えても与えられないことに対して恨みや怒りが生じます。
そして、終いには相手が演じることをやめ自分らしくふるまうようになると
「あなたは変わってしまった・・」と言うようになり、相手に満たしてもらう
ことができなくなります。
このように相手を通じて愛を満たそうとしているかぎり、本当の意味での
愛情や自由を感じることは難しくなると思います。
お互いが本当の自分らしさを表現し、その存在そのままをお互いが尊重し、
愛することができれば良い男女関係が築けるのではないでしょうか。
そのためにもまずは前回書いたように、本来の自分らしさを見つめ直し、
自分のことを愛してあげることも大切です。
では、次回は自分のことを愛してあげるにはどうすればいいのか?と
いう視点で少し掘り下げていこうと思います。次回もお楽しみに♪