今回は、固定観念についての完結編です。
前回は固定観念を溶かす方法の1つとして、「自分で気付く」という方法を解説しました。今回は残りの「変人との出会い」と「本との出合い」についてご紹介していきます。
まず「変人との出会い」について。なぜ人ではなく、「変」人なのか?
もちろん人との出会いでも目から鱗が落ちることはあると思います。
しかし、普段いる環境、例えばサラリーマンの方なら会社であったり、主婦や学生であれば近所の人や同じ学校の友人など、いわばほぼ同じ価値観の中にいる人達といくら出会ってもそれほど新しい発見などは少ないのではないでしょうか?
類は友を呼ぶという言葉がありますが、確かに気の合う友人といれば落ち着くし、変な気を使わなくてもよいという利点はありますが、逆をいえば考え方に偏りができてしまいがちです。
そうなると、偏った固定観念ができてしまい、生きていく上でとても窮屈な状態になってしまいます。
そこで、大切なことが変人との出会いです。
そもそもどういった人のことを人は「変人」というのでしょうか?
それは、自分の固定観念から著しく外れた価値観をもっている人に対して、この人は変人だと定義することから始まります。
例えば、サラリーマンとして30年間コツコツ勤務している人がいるとします。
その同じ会社の同僚が突然、大道芸を伝えるための会社を起業するんだと30年間勤めた会社を辞めた同僚を見て、こいつはおかしくなった・・と感じるかもしれません。
しかし、この辞めた人からすれば、会社のいいなりになって一生を過ごすよりも自分がやりたいことをやっていきたいという考えのもと行動しているので、逆に会社に残り続ける人の方が変人だと考えるかもしれません。
このことからもわかるように、変人だと思うような人の価値観にこそ新しい自分になるためのチャンスがあるのです。
こいつは変人だと決めつけ、遠ざけるのではなく、なぜそのように考えるのかを聞いてみることで、まさに目から鱗が落ちるということがよくあるのです。
固定観念が強ければ強いほど、始めはなかなか受け付けないという考えもよくありますが、客観的にその考え方をみることで少なくともそういう考え方もあるのだと譲歩できただけでも、その時点で実は固定観念は溶けているのです。
自分はこのように考えないけど、このような価値観もあるのだと認めた時点でその考えを受け入れ、相手のことも認めるということになります。
このような視点で相手に接するのと、変人扱いで接するのと相手はどちらの方が好感をもってくれるでしょうか?このあたりは人間関係を良くする上でとても大切なことなので、これは機会をみてまた詳しく説明させてもらいます。
しかし、なかなかそんな変人と会う機会がないという方も多いと思います。
そんな人にオススメなのが「本との出会い」なのです。
本も立派な出会いの1つです。本に関して、まずは興味の持てる本を幾つか読んでいくことをお薦めしています。
その中で、いつか考え方を変えてくれるような良本と出会うことがあります。
その良本の著者が参考にしていたり、お薦めしている本を今度は読んでいくということを続けていけば、ほぼ間違いなく良本と出会うことができますので是非試してください。
以上3つの固定観念を溶かす方法をご紹介しましたが、どれか1つでも実行することで確実に自分の考え方に変化が起こり始めます。
自分の考え方に変化が起これば、日常にも少しずつ変化が起こります。それが、固定観念を溶かして、より幅広い寛大な考え方を身につけ、ゆとりのある精神状態を保つことに繋がるのであれば、以前よりきっと良い方向へと人生を変えていけるとは思いませんか?^^
古い考えを改めることはとても怖いことではありますが、どんどん目から鱗を流して、新しい自分に進化していければいいですね♪
次回は「怒り」の感情を捨てるためのコツをお伝えしていきますので、お楽しみに!